top of page

益子焼作品の店内展示及び販売

多くいる益子焼陶芸家の中から魅力ある陶芸家作品を展示し、店の「コンセプト」癒しの花と土のぬくもりを提案している。炎と釉薬で景色を写し、アレンジの表情をより引き立たせる益子の器。花と土のコラボレーションによる和みと美しさにより、癒しの空間を提供している。

益子焼とは…

栃木県南東部に位置する益子町にて、江戸時代に良質な粘土が発見され、大正時代には人間国宝浜田庄司が定住し、幾多の優れた陶芸品を製造発表した影響で、若い陶芸家たちの移住が増え、200以上の窯元が現存し、1979年には、国の伝統工芸品に指定され、日本を代表する焼物及び産地として知れ渡るようになる。

益子焼伝統工芸士とは…

古くから益子の風土・伝統・習慣の中に育ち、受け継ぐ技術・技法の研鑽に努力し、その技を後世の代に伝える責務を負い、経済産業大臣認定の国家資格を有する者たちである。益子焼において、彼らの役割は多く、技術の保持や革新、他地域への宣伝・幅広い技術の伝達など益子焼の要となっており今後の益々の発展を期待するものである。

炎と釉薬で景色を写す 益子焼の作家たち

大塚健一  / Otuka Kenichi
益子焼の伝統の本流、益子特有の柿、漆黒、青釉など釉薬を使った名工の優れた作品。
陶歴
1948年 益子町に生まれる
1966年 佐久間太郎氏に師事
1973年 築窯独立
1994年 伝統工芸士認定 日本民芸公募展最優秀賞
2006年 経済産業省大臣表彰
2008年 テレビチャンピョン陶芸王選手権準優勝
​2016年 永眠
他 受賞多数
大塚雅淑  / Otuka Masayoshi
益子焼の伝統に育まれ受け継がれた技術・技工に基づきながら、現代生活にマッチした色彩感覚が取り入れられた多彩な作品。
陶歴
1976年 益子町に生まれる
1997年 伝統工芸士 父(大塚健一)に師事
2004年 国展初出品初入選 以後毎年入選
2009年 栃木芸術祭入選
2013年 栃木県芸術祭 準芸術祭賞
2014年 益子焼伝統工芸士認定

他 受賞多数
加藤博史  / Kato Hiroshi
益子焼の窯元(たまむし工房 妻も陶芸作家・加藤弓)。個性あふれる深緑の釉薬を使用し、独特の模様を描き造形美を醸し出している作品。
陶歴
​1973年 東京に生まれる
1990年 高校在学中 九十九里にて二人展
1991年 千葉県立流山東高等学校卒業
      益子にて中山博司氏に師事
2002年 益子町に薪窯を築窯
2004年 大滝村北海道陶芸展 「北海道新聞社賞」受賞
他 受賞多数
近年、陶芸家仲間と2人展、3人展の個展を開催している。
bottom of page